広く世界で成長の芽を探すべきだ

中国リスクが顕在化している企業の代表格はコマツだ。
同国での油圧ショベルなどの落ち込みにより、通期で10%減益を見込む。
需要減にいつ歯止めがかかるか分からない状況だという。
こうした環境では人員削減などの措置も致し方あるまい。
建機のほか工作機械、セメントなどの業種では中国での人員削減が広がっている。
景気が上向いた時に反攻に転じやすくするためにも、損失の拡大に素早く歯止めをかける必要がある。
その一方で、景気が回復している北米での事業が支えとなり、最高益となる企業も多い。
典型例は自動車業界で、稼いだ利益の使い方に注目が集まる。
トヨタ自動車 が米国に人工知能の研究開発拠点を設けるのは、自動運転に使う安全技術の開発などで先行する狙いがある。
企業が持続的に成長していくうえで、中期の視点に立った研究開発型投資は欠かせない。
もちろん、需要の拡大に機動的に対応するための手立ても打たなければならない。
スマートフォンの高機能化で受注が拡大している電子部品業界では、日本電産スマホ向け振動部品の増産に向け、数年間で1000億円超の投資をする。
自力の研究開発や増産に加え、、M&Aも重要な成長投資となる。
日本企業による海外勢の買収は、今年すでに10兆円を突破し過去最高となった。
国内市場の縮小などを考えれば、M&Aで国際戦略を加速するのは合理的だ。
広く世界で成長の芽を探すべきだ。
気になるキーワード「パソコンデスク・おすすめ」についての情報です。
パソコンデスクおすすめ
ブラック×シルバーの洗練されたカタチ、そしてスタイリッシュなたたずまい。
黒く輝く天板は、約8mmの強化ガラス。
デスク周りの風景を美しく浮かび上がらせます。
フロントパネルは鏡面仕様で、更なる黒の輝き!
それでいて、細部まで利便性のこだわりが見られ、使い勝手の良さも魅力です。